キャラズ - キャラクター図鑑 -


画像引用元 Wikimedia Commons
名前
かんしん
韓信
英字名 Han Xin
愛称・別名 Hán Xìn
職業・役割 武将
死亡年月日 BC196,
出身国・出身地 淮陰(わいいん)(中国)
性別

概要 前漢の成立に貢献した漢の三傑の一人。数々の戦いに勝利した。敢えて不利な場所に陣を引く「背水の陣」を使った逸話[1]でも知られる。
主要な登場場面・作品
  • 史記
  • 項羽と劉邦
特技・資格・特殊能力
  • 軍の指揮能力が高い
エピソード・こぼれ話
  • 若いころ町の少年にバカにされたあげく自分を刺し殺すか股をくぐるかどちらかを選べと迫られ、股をくぐった。これは冷静に判断して利を取ったもので「韓信の股くぐり」として知られている。
  • なかなか劉邦に重用されなかったが、漢の丞相である蕭何が韓信を買っており、他の脱走兵などと比べて韓信を特別にかばったことを劉邦に問われ、「天下を争うなら韓信が必要」と強く推薦されたことで全軍を指揮する大将軍に一気に大抜擢された。
  • 趙を攻めるときに敢えて河を背にした陣を引き、少ない兵力で本体を防衛し、その間に別働隊で城砦を落城させた。(背水の陣)
  • 既に酈食其が斉と和議を結んだ直後に、酈食其の手柄をよしとしない韓信が油断している斉を攻め取り、酈食其は煮殺された。
  • 韓信に対して股夫の印象を持って舐めていた龍且と戦った時、広く浅い河を一旦せき止め、舐めている龍且を河中におびき寄せた上で水を反乱させて倒した。
  • 斉を取った韓信は、斉を鎮撫を名目に斉の仮の王になることを劉邦に願い出る。劉邦は不快感を示すが、韓信が独立勢力になる危険を張良らからしてきされると一転して仮ではない王になることを認めた。
  • 楚漢の争いが長期戦になり一旦和睦が結ばれるが、劉邦はこれを裏切り撤退中の項羽を攻め立てた。韓信はその際の援護依頼を無視したため劉邦は苦戦したが、改めて戦後の斉支配を約束されると援護を出し、ついに項羽は倒された。
  • 項羽が滅ぶと韓信は祖国である楚の王に移された。韓信は若い頃に食事を与えてくれた老女に大金を与えたり、股夫の逸話の元になった者を取り立てて役職を与えたりした。
  • 劉邦が自分はどのくらいの将であるかと韓信にたずねた時、韓信は「陛下はせいぜい十万の兵の将」「自分は多ければ多いほど良い」「ただし陛下は将の将であり(将に将たり)、これは天授のものである」と答えた。
  • 前漢成立後は嫉妬する者から謀反の疑いを讒言されたりして劉邦から冷遇され、ついには反乱を起こそうとするが、かって取り立ててくれた蕭何を信じて誘いに乗ったため、捕らえられて斬られた。
Wikipedia情報 韓信
関連動画

脚注
  1. ^ 井陘の戦い(せいけいのたたかい、BC204、Wikipedia情報
更新:2013-02-09
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