キャラズ - キャラクター図鑑 -


名前
わむう
ワムウ
愛称・別名 柱の男
種族・分類 柱の男
生年月日 約1万2千年前,
死亡年月日 1938年
※ 骸骨の踵石での戦いでジョセフに敗れ、爆発により体がバラバラになったのち、頭部は波紋エネルギーの影響で消滅。[1]
出身国・出身地 アメリカ大陸[2]

概要 4人の柱の男(カーズエシディシワムウサンタナ)の中で3番目のポジション。風を操る流法(モード)を持つ。カーズとエシディシに仕える立場。影に他人が入ることを極端に嫌い、それがたとえ主人のカーズであっても反射的に攻撃してしまう。闘うことを至上とする真の格闘者。カーズが1万年前に一族を滅ぼした後で一緒に旅に出たときの赤ん坊のうちの一人[3]
初登場作品・場面 ジョジョの奇妙な冒険 第二部戦闘潮流 単行本7巻 p.127
身長(cm) 197
体重(kg) 115
特技・資格・特殊能力
  • 目を使わなくても角によって風を感じ、まるで見ているかのように周辺の状況を把握することができる。ただし火の近くの状況ははっきり分からない。[4]
  • 馬など他の生物の体に同化し潜り込むことが出来る。その際、その動物は全く何も気づかない。[5]
特徴的な技・必殺技
  • 闘技、神砂嵐。左右の腕をつきだし、関節ごと凄まじい勢いで回転させることで拳の間に真空を生じさせ、正面に破壊的なダメージを与える技。[6]
  • 体の管から水蒸気を出して体にまとい、数十秒間なら太陽の下に出ることができる。またそのとき姿が見えにくくなる。[7]
  • 最終流法・渾楔颯(ファイナルモード・こんけつさつ)。姿を透明にするときにも使う胸にある管から膨大な量の空気を取り込み、肺の中で超圧縮させ、角にあるカミソリのような細い隙間から押し出すことで、対象を切り裂く最終奥義。しかし圧縮に伴う高圧や熱でワムウの体も破壊が起こる。[8]
愛車・愛機・特別な装備など
  • 死のウエディングリング。ジョセフの心臓の動脈にワムウが、喉にエシディシが特殊なリングを埋め込んだ。33日以内に解毒薬を飲まないと、中の毒によってジョセフは死ぬ。[9]
名言・印象的なセリフ(参照元での改行は空白に変換)
  • ギャ ロ ン  ギャロン  ドォ ア ア アン  オパウ!  ゴシァッ
    ※ワムウの神砂嵐の発動とそれによって柱が破壊されたときの擬音。[10]
  • 悔いはない………  心からおまえの  成長が見れて  よかったと思うよ  おれは  おまえに  出逢うために  一万数千年も  さまよってたの  かもしれぬ  さら  ……  ば…  だ…  !!
    ※ワムウの死に際のセリフ。[11]
欠点・弱点 日光を浴びると石になる(サンタナがそうだったことからの予想)。波紋エネルギーを受けると体が溶ける。
好きな食べ物 吸血鬼
好きな色
コバルトブルー
略歴(戦歴、学歴、職歴、賞罰など)
  • 1938年 カーズたちの目覚め。ジョセフ一行が真実の口の裏から入るというローマ地下の三体の柱の男の所に向かうと、既に彼ら(カーズ、エシディシ、ワムウ)は目覚めた後だった。これはサンタナがいた遺跡の壁に書かれていた予言のとおりであった。[12]
  • 1938年 ローマ地下での戦い。ドイツ青年マルクなど、仲間を殺されたシーザーやジョセフはカーズらに戦いを挑むが、シーザーもジョセフもワムウには全く敵わない。ジョセフはワムウに傷をつけたがそこまでで、無様に逃げるふりをしてシーザーとスピードワゴンを逃がそうとし、とどめを刺されそうになる。しかしジョセフはワムウを挑発することで、一月後の再対決を約束させる。ただしワムウとエシディシに死のウエディングリングをつけられる。結果:ワムウの圧勝だがとどめは刺さず。[13]
  • 1939年 スイス・サンモリッツの洋館での戦い。ジョセフ一行はエシディシが送った赤石の宛先の建物に来たが、昼はむしろ罠が怖いと主張するジョセフを残し、シーザーが単騎で乗り込んでいく。上記をまとい日光の下でも活動するワムウと戦闘になる。屋内に場所を移し、シーザーはシャボンレンズで日光をワムウに当てることで追い詰めた。シーザーがワムウにとどめを刺そうとした瞬間、シーザーの体が影を作ってしまいワムウにチャンスを与えてしまい神砂嵐をくらってしまう。シーザーは最後の力を振り絞り、死のウエディングリングの解毒薬をジョセフのために奪い返す。シーザーが死亡。[14]
    参加者:ワムウシーザー・アントニオ・ツェペリ、メッシーナ師範代。
  • 1939年 ワムウ対ジョセフ。赤石を破壊すると脅してなんとかワムウとジョセフの一騎打ちの戦いに持ち込み、闘技場・骸骨の踵石(がいこつのかかといし)での二頭立ての馬車を使った戦車戦。ジョセフは馬の手綱を利用し、馬に潜り込み神砂嵐を打とうとするワムウの両腕に大ダメージを与える。ショックを受けたワムウは自ら目を潰すことで気持ちを切り替え、角によって風を見ることで戦う。ワムウの打ったボウガンの弾道を利用してジョセフが打ち込んだ波紋入り鉄球でワムウは致命傷を負い、最終流法(ファイナルモード)・渾楔颯(こんけつさつ)で対抗するも、ジョセフも策にはまり体内に吸い込んだ油をシーザーのバンダナで発火させられ爆発。ワムウは、誇り高き戦士としてとどめを刺さなかったジョセフを吸血鬼らから守りつつ、波紋エネルギーによって消滅。[15]
    参加者:ワムウジョセフ・ジョースター、雑魚吸血鬼。
※上記はこのキャラが関連するイベントだけの抜粋です。もっと範囲を広げた出来事一覧は次のリンク先を参照: 出来事一覧:ジョジョの奇妙な冒険 出来事一覧:第二部戦闘潮流
エピソード・こぼれ話
  • カーズは、太古に地下に住んでいた太陽の下では生きられない一族に、約一万二千年前に生まれた天才。石仮面を使って太陽の下でも行きられる究極の生命体になることを目指した。しかし石仮面で不死身になった者はたくさんの命を奪わなければ生きて行けなかったため、一族はカーズを敵視し殺そうとした。カーズとエシディシは逆に彼らを全滅させ、仲間(エシディシ)と赤ん坊二人(ワムウとサンタナ)を連れて旅に出た。約一万年前のことである。[16]
  • カーズ、エシディシ、ワムウ、サンタナらは、5千年前にメキシコで初めて人類の歴史に現れて人類を使って石仮面の実験を繰り返し、究極の生物になるためにはスーパーエイジャが必要とわかるとそれを求め、サンタナ以外は2千年前にヨーロッパに渡った。[17][18]
  • 2千年前にカーズらは、当時のローマ帝国皇帝がスーパーエイジャを所有していることを聞き手に入れようとしたが、波紋の戦士たちがそれを防ぐために戦い、全滅しつつもスーパーエイジャを守りきった。そうしているうちにカーズらは眠くなり、2千年間の眠りについた。[19]
  • ワムウが目覚めた直後はローマ帝国時代のラテン語を話した[20]。その後ジョセフなどとも会話していることから、英語など別の言葉に切り替えた可能性がある。例えば仲間のサンタナは極短期間で人間の言葉を覚えており、十分に可能である。
  • 骸骨の踵石(がいこつのかかといし)。ワムウがジョジョとの決闘に指定した場所。元は天体観測のためのサークルストーン。[21]
脚注
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  1. ^ 単行本11巻 p.180
  2. ^ 単行本11巻 p.107
  3. ^ 単行本12巻 p.149
  4. ^ 単行本11巻 p.119
  5. ^ 単行本11巻 p.85
  6. ^ 単行本8巻 p.31
  7. ^ 単行本10巻 p.80
  8. ^ 単行本11巻 p.156
  9. ^ 単行本8巻 p.57
  10. ^ 単行本8巻 p.32-36
  11. ^ 単行本11巻 p.180
  12. ^ 単行本7巻 p.127
  13. ^ 単行本7巻 p.174
  14. ^ 単行本10巻 p.42
  15. ^ 単行本11巻 p.180
  16. ^ 単行本12巻 p.149
  17. ^ 単行本8巻 p.168
  18. ^ 単行本7巻 p.191
  19. ^ 単行本8巻 p.174
  20. ^ 単行本7巻 p.136
  21. ^ 単行本11巻 p.10
更新:2012-12-30
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