北極の氷冠、従来予想より30年早く溶ける可能性=米専門家
ご存じの方も多いと思いますが、南極は南極大陸というくらいで地面があります。そして北極には地面がありません。大きな氷河が海の上に浮いている感じですかね。
その北極の氷は前から温暖化が進むと溶けてなくなるといわれていたのですが、最近の調査結果によりなくなるペースが予想より大幅に速かったことが分かり、以前は2050年と予想されていましたが30年早い2020年という説が提出されました。(ただしこの説は夏期の氷の事を言っていて、一年を通して氷がなくなるといっていません)
2020年なんて、すぐって感じですね。
これは単に私の想像ですけど、2020年という説も今までのペースのまま変わらなければという事(控えめな予想)ではないかと思うので、加速するようならもっと速くなくなるのではないでしょうか。
。。。ちなみに、氷は日光を反射して宇宙に逃がしてくれるので温暖化を遅らせる方向に働きます。こうやって氷河や氷山がなくなると温暖化が加速するといわれています。
ところで、もし北極の氷が全て溶けてしまったら、北極点探検の歴史の遺物は1000から4500mほどの深さがあるという北極海の底に全部沈んでしまうんでしょうね。
北極圏探検と北極点到達の歴史
参考情報はこちら。ただしここには2020年という数字は出てこないです。
Arctic Ice Melting Much Faster Than Predicted (英語)
夏の長期化で薄くなった北極の氷、野生動物や住民にも影響
調査報告:北極付近の氷が過去25年間で7.4%減少
北極海 - Wikipedia
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