光るサメの謎
あるサメが発行する理由を解明する研究結果が発表されたそうです。でも、おなかを白くするのは普通の魚の腹が白いのと同じ理由ですね・・。あんがい普通。 ただ、光でコミュニケーションしていることとか、全ての発光ザメがある先祖から分化したのではないかなどの指摘がされています。 またこのサメの発光の仕組みが他の生物の発光と異なるようであるということも書かれています。多くの生物は体内に共生させている細菌に... (続きを読む)
あるサメが発行する理由を解明する研究結果が発表されたそうです。でも、おなかを白くするのは普通の魚の腹が白いのと同じ理由ですね・・。あんがい普通。 ただ、光でコミュニケーションしていることとか、全ての発光ザメがある先祖から分化したのではないかなどの指摘がされています。 またこのサメの発光の仕組みが他の生物の発光と異なるようであるということも書かれています。多くの生物は体内に共生させている細菌に... (続きを読む)
(2月のニュースです) ニュージーランド沖合の海溝で巨大な端脚類が発見されたとのこと。 写真では、手のひらくらいの大きさの真っ白で奇妙な形のエビといった感じ。 端脚類とはヨコエビに代表されるエビっぽい(でもよく見るとエビとは違う)生き物で、水中の分解者として、また他の生き物の餌として重要な位置を占めるそうだ。深海では通常2~3センチメートル程度が普通らしい。 ニュース - 動物 - 南太平洋... (続きを読む)
(少し前のニュースから) 地球最古の生物発見か!?: The Voice of Russia > この古代藻はクローンによって繁殖し、そのおかげで、それらが1つの有機体のようにみなされる。(中略)これらの「年齢」は最も短いもので8万年、最長では20万年を超えると見られている。 細胞分裂(クローン)によって個体が増えていく生物の場合、そもそもどういう集まりを「個体」と考えるべきかという問題が生... (続きを読む)
ダイオウイカやダイオウホウズキイカ(コロッサルスクイド)といった巨大イカは目玉も巨大で、直径27cmといったような大きさになるそうです。 生物界では一般的に、コストを掛けてまで極端な形質を維持するには理由があるはず。研究者がなぜそのような大きさになるかを研究したところ、単に視力を良くするためという理由ではここまで大きい必要がないことが分かり、更に別の理由を探さなければならなかったそうです。(... (続きを読む)
最近、日本海側では異常にリュウグウノツカイが出没しています。打ち上げられたり捕まったり、ここ数ヶ月だけで相当な数になりそうです。 なお深海は水温が低いので、冬になって表面近くの海水も冷たくなると、深海魚が上がって来やすくなるみたいです。 リュウグウノツカイ:“深海の珍魚”余部沖の定置網にかかる /兵庫 - 毎日jp(毎日新聞) 昨年の12月から最近にかけて、京都府宮津市の港でも10匹以上捕れ... (続きを読む)
生まれた直後は同じように左右対称の体のヒラメとカレイですが、ある遺伝子の働きにより、脳が少しずつよじれてきて、それに伴って目が移動し始めるんだそうです。 おもろ。 『左ヒラメに右カレイ』目の偏り 脳のねじれが左右…東北大教授ら解明 : 科学 ピックアップ : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
北陸の海岸でぞくぞくとリュウグウノツカイが見つかっています。 下にあげた記事だけで、今年に入ってから9匹。なにごとか・・・・? 中日新聞:キトキト深海魚 氷見沖定置網にリュウグウノツカイ:北陸発:北陸中日新聞から(CHUNICHI Web) またまたリュウグウノツカイ 千里浜で2匹、石川県内で漂着続く 福井の海岸にリュウグウノツカイ - 深海と生物
北米の寒冷化は地球温暖化と矛盾しない 2007年に始まったラニーニャ現象はおよそ2年間続いたという。これがジェット気流のパターンと、北アメリカ一帯のいわゆる低気圧経路に影響を与えた。「熱帯太平洋の海面温度が低下すると、冷たい空気が北アメリカに入り込むような大気循環のパターンが生じる」。 全体が単純に熱くなるのではなく、いろいろうねりながら全体として熱くなっていく、という感じでしょうか。 あと... (続きを読む)
ウナギの祖先は深海魚…東大海洋研 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ウナギの起源は深海魚=回遊の謎、DNA分析で解明-養殖技術へ貢献期待・東大など(時事通信) - Yahoo!ニュース 名前が似ていても系統的には関係ないことも多い動物界で、ウナギとフクロウナギが親戚だったとは・・・ 川で成長して海に戻るのはいいが、その後の生態に謎が多かったウナギですが、2006年に遠い... (続きを読む)
地球温暖化のペースが予想以上だという報告です。 温暖化が加速、海面は2m上昇する可能性=専門家 地球温暖化は予想を上回るペースで進んでおり、最悪の場合、2100年までに海面が最大2メートル上昇する可能性があると警告した。 海面は2100年までに1メートル、最大では2メートル上昇する可能性がある だそうです。 ただ地球温暖化陰謀説(Wikipedia:地球温暖化に対する懐疑論)なるものもあるら... (続きを読む)
流氷と共に北海道のオホーツク海沿岸に現れ、流氷と共に去っていく貝の仲間クリオネ。その愛らしい姿と共に、エサに襲いかかるときの恐ろしい姿とのギャップでもよく知られています。 クリオネ - Wikipedia クリオネ|海遊館 クリオネ大百科・流氷の天使「クリオネ」|海遊館 Clione Style~クリオネ専門サイト ニュース - 動物 - 南北両極の海にすむ生物――クリオネ(記事全文) - ... (続きを読む)
クジラウオ目のソコクジラウオ科、クジラウオ科、リボンイワシ科の三科にて別の魚と見なされていた深海魚がDNA解析の結果で実は同じ仲間の雄、雌、子供だと判明しました。今後クジラウオ科に統合されるようです。 科が違うというと、分類上はネコ目(食肉目)の中のイヌやオオカミ、ネコ、アライグマ、各種クマ、アザラシというくらい別の生き物だとされていたことになります。(あくまで分類学上) asahi.com... (続きを読む)
5億500万年前の地層で発見されたフルディア・ビクトリアという古生物は、「カンブリア爆発」で知られるカンブリア紀の生き物です。 フルディア・ビクトリアの化石の一部は20世紀初頭から見つかっていたにもかかわらず、それぞれ別の生物の一部分と考えられて長い間適切に扱われていませんでした。ごく最近になってそのやや奇妙な全貌が明らかになってきたために注目を集めるようになりました。 写真はNationa... (続きを読む)
デメニギス。 最近このブログを再開した理由の一つにこの魚があります。 もう鮮度落ち気味のニュースなのですが、ここに乗せずにいられない、再開のエネルギーになりえる深海魚です。なんと奇妙な姿なのか・・・ けっこう以前から知られた魚らしいのですが、数年前までは透明なドーム部分が壊れた姿しか知られておらずこんなことになっているとは分からなかったようです。 動画もありますが、まずはぐっとこらえて画像な... (続きを読む)
こんなの聞いたことがないです。 不思議なこともあるものだ。 asahi.com:福岡・玄界灘にサメやエイ数百匹 海水浴場を遊泳禁止 - 社会 福岡沖の玄界灘にサメ大群、海水浴客ら避難 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 福岡沖にサメ?数百匹出現…海水浴客に避難呼びかけ : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 福岡県沖... (続きを読む)
時事ドットコム:海面のCO2を自動観測=安価な小型装置開発-海洋機構 海面付近の二酸化炭素(CO2)の量を無人で自動観測する小型の装置を開発 従来の観測装置は大きく、1基約2000万円と高額なため、多数配置して観測網を構築するのは難しかった だそうです。 ところでかなり怪しげな記憶なのですが、こういう観測機器を海に浮かべておくと、時々異常な動きをするそうで、どうもクジラやシャチなどがおもちゃ... (続きを読む)
もちろん甲殻類のエビですね。 エビ:襲われると青い煙幕、珍種発見 台湾周辺の深海(写真付き) 蒸気機関車みたいに煙を吐く面白い写真です。 しかしエビが墨を吐くなんて。。。 ちょっと前のニュースです。 でも実はしばらく寝かしてあった(そして生き残った)リンクの方が、今後もリンク切れしにくいというメリットがあったりします。
アラスカで捕獲されたクジラ、体内から100年以上前の銛 100歳超の長寿クジラか アラスカ、体内から銛の金属片|米国|国際|Sankei WEB クジラってそんなに長生きなんですね。 大きい生き物って長生きな事が多いのでそうなのかもしれませんが、クジラがそこまで長く生きるとは 考えたこともなかった! その大きい目で、100年間移り変わっていく海を見続けてきたんだなあ。 初めて潜水艦のソナー音... (続きを読む)
たこ揚げのようにユラユラ/新種? 深海生物を発見―四国新聞社 たこ揚げのようにユラユラ 新種? 深海生物を発見 asahi.com: 海底から糸、凧のように浮遊 新種のクラゲか - サイエンス 無人探査機かいこうによって、クシクラゲの新種とみられるクラゲが目撃されました。 胴体の何倍もある長い手足?をぴんと伸ばした奇妙な姿をしています。 新種かどうか断定できていないとの事ですが、この手の生物... (続きを読む)
[透明な体 水中ぷかぷか サメハダホウズキイカ響灘でも捕獲 下関市の海響館 生きたまま展示] / 山口 / 西日本新聞 ダイオウイカが何度もあがったり(5度のダイオウイカ。。。)、サメハダホウズキイカがこの前(サメハダホウズキイカ)に続いて連続してあがったり、もうむちゃくちゃでござりますがな。。。 あ、そうえば先日ウバザメもあがってましたね。 体長9メートルのウバザメ水揚げ 各地の氷河もあち... (続きを読む)
金沢大学21世紀COEプログラム『環日本海域の環境変動と長期・短期変動予測』 ヒゲムシ ヒゲムシです。 あの熱水噴出孔の回りに住むハオリムシの近縁だそうです。 石川県付近の海は、こんなヒゲムシがいたりオオグチボヤがいたり、意外と面白いところのようですね。 中日新聞:ヒゲムシ生態撮った 世界初 九十九湾で金大教授ら:北陸発:北陸中日新聞から(CHUNICHI Web) オオグチボヤの写真 オオ... (続きを読む)
海が青に見えたり、時にはグリーンに見えるのは、太陽光線に関係あるのでしょうか? - Yahoo!知恵袋 海が緑色に見える理由の説明。 あと、個人的には、説明がうまい例として拾ってみました。
真意のほどは分かりませんが、Wikipediaの中に最も速く泳ぐという記述がある生き物がありました。さてさてそればなんでしょう。 どんな生き物かWikipediaから抜き出してみました。 食物連鎖の頂点に位置し、武器を使う人間を例外にすると自然界での天敵は存在しない。 知能が高く利益にならない戦闘は避ける傾向もあり、食べる必要のないものを襲うことは少ない。 人を襲うことは稀であり、捕食の対象... (続きを読む)
深海の珍生物『オオグチボヤ』 魚津水族館で展示 入水孔パクパク このオオグチボヤは二月二十六日に、魚津市青島沖の刺し網で捕獲され、漁師の協力で水族館に運び込まれた。体長は約一〇センチで体は半透明。名前の由来にもなっている大きな口(入水孔)を開けたり、閉じたりしている。生態についてはほとんど解明されていない謎の生き物で、同水族館では水温一度の水槽の中で観察をしている。 以前NHKのサイエンスZ... (続きを読む)
大学などの研究機関の文章ですのでやや堅いですが、情報量は濃い目です。 海のはくぶつかん:Vol32 No.4 p.4~5:海のモンスター・ダイオウイカ ;東海大学海洋科学博物館のアカデミックな解説 海のはくぶつかん:Vol32 No.3 p.2~3:深海の不思議な生きもの 小笠原諸島沖で釣獲された「ダイオウイカ」について ;先日捉えられたダイオウイカについての国立科学博物館の発表 (これらは... (続きを読む)
asahi.com:「生きた化石」、ミツクリザメ捕獲される - 社会 (追伸) その後、東京湾にたくさん生息していることが分かりました。 ゴブリンシャーク
地球・海洋SFクラブ 海とSF。俺にとってたまらないモノが合体してしまいました。こういうジャンルは以前から存在していると思いますが、ちょっとマイナーなので忘れていました。そしてこのサイトがそれを思い出させてくれました。 特にここ(海洋SF論)は、ほどよいSFウンチクをまぶしながら興味深い内容を展開してくれています。 あと、ここもどうだ! 驚異の深海生物達-海の大部分を占める深海の珍しい住人達... (続きを読む)
ちょうど油絵っぽいタッチで、SF小説の扉絵か挿絵のようじゃないですか?木星大気圏内に浮かぶ巨大な星間生物といった趣です(光が美しいが、羽が隠れ気味なのが残念)。 でもこのくらぷー1は実在している生き物で、いわゆるクリオネというやつです(くらぷー1はこの個体の名前。学名:クリオネ・リマキナ。詳しくは下記リンクにある「クリオネの全て」ジャンルの記事をどうぞ)。しかしこのくらぷー1は実際にはつい最... (続きを読む)
動物園等で見るイルカなどの海棲ほ乳類はやたらに泳ぎ回っている。海棲ほ乳類はじっとしているときと泳ぎ回っているときのエネルギー効率がほとんど変わらない、だから餌を見つけるなどの利点から、泳ぎ回るようになった。 インターネットでは通信コストがほとんど0だ。スパムを見て業者のサイトにアクセスする人はほとんどいないと思うが、少しは存在する。だからそのような業者はスパムを送り続ける。 どちらも、必然だ... (続きを読む)
最近私の所にもスパムコメントが投稿され、少々困っているのですが、このスパムコメントのことを語ってみたいと思います。でもまずはちょっと遠回りして、動物のことを書きます。 (本文があまりに長くなったので、末尾に要約を加えました。そちらだけでも読んで頂けると幸いです) 海棲ほ乳類のこと 動物園で見るイルカやアシカなどの海棲ほ乳類は、水の中をくるくるくるくる泳ぎ回っています。相当の運動量のように見え... (続きを読む)
自分が泳ぐことを想像すると、水の中って水の抵抗もあるしすごい疲れる。なのに、なんでイルカ達はバカみたいにビュンビュン泳ぎ回るのか?エネルギーの無駄としか思えない! 本で読んだ話だと、どうやらイルカにとっては水の中を泳ぐなんてのはたいして苦しい作業ではないらしい(水中生物だから当たり前といわれればそれまでだが)。例えば、人間が1m歩いて移動するのとイルカが泳いで1m移動するのでは、イルカが泳ぐ... (続きを読む)
最近の話ではないし以前から私の海・深海生物のリンク集に乗せているネタなのですが、何度見てもあまりにインパクトのある写真であるため、単独の記事にしてみます。 2002.1.15に京都のどこかの海岸で、かの有名なダイオウイカが生きたまま発見されました!外套長(頭というか胴体の長さ)約2m、つまり腕を除いても人よりも大きいヤツです。写真ではフラッシュが焚かれているので姿がよく写っていますが、発見さ... (続きを読む)
深海生物らへんに関するカテゴリです。不定期で書いていきたいと思います。特にダイオウイカが好きかなー。んでも、だいぶ数が増えてきたのでそろそろ整理しないとなあ。 上記のように整理しようかなあと書いたからすごくたつのですが、なにもしてないですね(汗 あと、RSSファイルでも提供ししたらこのページのリピーターの方(いるのかな?)に便利かなと思ってみたりもしたのですが、最近あまり更新してないから、寂... (続きを読む)